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実技ゼミ
実技棟での展示風景

3年生、4年生、院生の作品を見ることができます。
卒業制作・修了制作の途中経過としてアップしている作品があります。
デザインは、「自然」をテーマに制作された作品もあります。
第3回 動画・組作品
『with』(0:32)
堤 佳奈
『とあるアパート 2階の仲間たち』(0:40)
茂木 里緒
『natural color』(0:47)
竹原 藍
『画面の向こう』(0:16)
後藤 妃華里
『アイデンティティ』(1:03)
武藤 早那
『自己肯定感』(1:17)
西山 瑞希
実技ゼミ 第2回WEB展
「夏なつココナッツ」
2020年8月1日ー10月30日

第2回WEB展 『夏なつココナッツ』の組作品の紹介
『仮想転生』半田 万尋
『ポーリングボックス』川村 江里
『めうつり』茂木 里緒
『しあわせ怠惰』堤 佳奈
『渡すものか』渡部 祥帆
『白昼夢』 西山 瑞希
『夢睡環遊』灘 日波乃
『雫』 原 寛南子
組作品
大森陽加 後藤妃華里 清水はるか 星野茜 藤崎花帆 山田愛莉
実技(絵画・デザイン)ゼミWEB春展
『はるうらら』

![]() デザイン 『高崎観音』坂田萌夏 「群馬のhistory」というテーマをもとに思い浮かんだのは、群馬県高崎市にある大観音像です。高崎のシンボルとして84年ほど愛され、県民にとって親しみ深いこのモチーフを、アンディ・ウォーホルに代表される「ポップアート」の作風で制作しようと考えました。ウォーホルは、大衆になじみの深い有名人などを題材として大量に作品を制作しました。 そこで、量産に向いているデジタル表現を用い、県民にとってなじみの深い高崎観音像を、四分割した画面に異なる色彩を組み合わせて配置しました。ポップさをより強調させるために、ローマ字のロゴも配置しました。見慣れた高崎観音像とはまた違ったイメージを演出させられたのではないかと感じています。 | ![]() 絵画 『夜明けの躍進』大森陽加 「空」を基調として、動物たちが躍進していく姿を描いたもの。自らの人生を鑑みたとき、自らが行動を起こさないと変化は望めないという考えに至り、画面中央下の動物が一歩踏み出す姿をとって行動を起こすことを表現している。夜明けの空は、新しい事物が始まる時を示唆するもの。 |
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![]() 絵画 『爛漫』清水はるか 本作は"死のアレゴリー"とをテーマに制作しました。 モチーフとして取り上げた骨(肋骨)、菊、彼岸花、アイビーはそれぞれ死を暗喩するものとなっています。 また、本作では"死"という概念(肋骨)に内包される人間の"死"に対する意思・執念(植物)という構図の可視化に試みました。 "死"というマイナスな印象を受け る概念と美しさに共存を感じ、味わって貰えたらと思います。 | ![]() デザイン 『あしあと』原寛南子 『Footprints 』というマーガレット・F・パワーズ の詩から着想を得ています。一人のクリスチャンが渚を歩きながら、人生の一番苦しいときに自身を背負い共にあった神に気づき、喜びに包まれる詩です。 私は、昔からよく海まで行き、心が凪ぐまで波音に耳を傾けたり、空を眺めたりしていました。神によて人生の苦しさから救われるクリスチャンと、空や海の美しい景色によって慰められる私が重なったので、苦しさからの解放の意味合いを込めた夜明けの海を描いています。 |
![]() 絵画 『秋思』半田万尋 「ぼーっと田んぼを眺めていると色んなことを忘れるような、頭がすっきりするような、それでいて色んなことを考えてしまうような、自分という人間がわからなくなるような不思議な気持ちがした。そのうちこいつらは刈り取られて米になり、田んぼには麦が植わる。私はこれからどうなるんだろうか。どうなっていくんだろうか。」 | ![]() 絵画 『灯』羽生田杏実 私は、作品を作る時に日常生活からヒントを得る。作品を作るときにヒントを思い出そうとして消えてしまったり、「灯」のように急に思いついたり、作品のアイデアは自分が気づかないうちに日常のそこら中に転がっている。アイデアは一つとして同じものはなく、それに伴い描いている「灯」はなにひとつ同じ色、形なものはない。この絵では自分の中のアイデアを「灯」に見立て、自分の絵のアイデアは日常から得ているということを描いた。 |
![]() デザイン 『群馬県民あるあるカルタ』堤佳奈 今回の作品のテーマは群馬のヒストリーです。私はこのテーマを聞いたとき、真っ先に「上毛かるた」を思い浮かべました。群馬県では、カルタの製造が盛んに行われています。上毛かるたは、県内で知らない人はいないと言っていいほど有名ですが、県外の人はその内容をほとんど知りません。そこで、カルタという手法でもっと多くの人に群馬の魅力をユーモラスに伝えたいと思い、今回私は「群馬県民あるある」をカルタにしました。群馬県民に共感してもらえて、なおかつ 県外の人に群馬のことを楽しく知ってもらえるよう考えて作りました。 | ![]() 絵画 『夏の日差し』内田桃佳 この作品は、木陰から見上げる夏の日差しをモチーフとしています。多く使用されている青は木陰の涼しさ、地を活かした白は木の葉の間からもれてさす夏の強い日差しを表現しています。また、色の濃淡や差し色を使って夏の煌めきを描きました。 |
![]() 絵画 『身体を飾る絵』寺嶌瑠菜 この作品のテーマは「アイデンティティの認識」である。今回の制作では絵を描く動機に向き合うということを自分の課題とし、絵を描くという行為が今の自分にとってどのような意味を持つのかを考え、「身体」「装飾」を用いて具現化しました。絵を描く自分に対する他者の目や自分の自己認識を改めて見直しながら、自己と描く行為の密接な関係を追求しながら自らの表現の確立を目指した作品です。 | ![]() 絵画 『ライジーア』住谷舞歩 ポーの短編「ライジーア」を基にした作品です。語り手の男性が亡き前妻である黒髪の美女ライジーアのことを忘れられずいたところ、再婚相手の遺体がライジーアとして蘇るというストーリーです。 この作品のテーマは「死と再生」であり、再婚相手の遺体がライジーアとなって目を覚ますシーンを表しています。 |
![]() 絵画 『手から・・・』田中稚菜 ざらざらとした質感と、何かを掬い上げる手を表現したく、制作に取り組みました。ざらざらとした質感は、ジェッソとコーヒー豆の滓を使って表現しています。実際に、作品に近づくと微かにコーヒー豆の香りがするのもこの作品の特徴です。 | ![]() 絵画 『居場所取りゲーム』細谷汐里 本作品は子供遊びのひとつである椅子取りゲームをモチーフに制作した絵画作品《居場所取りゲームⅠ》と、フルーツバスケットをモチーフに制作した写真作品《居場所取りゲームⅡ》の連作である。 筆者は椅子 に座る行為を、学級の一員として自分が存在し、学級の一員としての居場所を得るという行為だと考えている。しかし本来生徒全員に用意されるべき椅子は学校では用意されていない場合が多い。そのような問題を提起するためこの作品を制作した。 |
![]() 絵画 『最果て』山田玲華 鹿をモチーフに「行く先」をテーマに絵画を制作しています。今作では人間の最終的な行き先として「死」を考えました。輪廻転生や天国地獄など死後について考えは様々ですが、自分は肉体と精神の関係は強固であると信じ、肉体の死とともに起こる精神の死を表現したく思いました。そこで、墓石のようなモノに肉体が覆われ、モノの中で肉体が朽ち果てるにつれて、精神はモノに移り、モノが朽ちるとともに終わりを迎える、その流れを三作で描きました。 | ![]() デザイン 『Myself』竹原 藍 私の「Myself」「絵を描くこと」によって大部分を構成されている。その事を掘り下げたところ、普段私が使っている小さく狭い「机の上」に結論に至った。机の上は絵を描き作品が生まれるだけに限ら ず、勉強をすること、食事をすること、人と話すこと、インターネットで世界に繋がることなど生活に欠かせない場所である。 画面のほとんどは絵を描くための道具、普段使っているもの、ゲームや動画や漫画などの好きなもので構成している。小さく狭いスペースの机から、たくさんの好きなものと世界を溢れさせ、ごちゃごちゃしている自分自身を含めて机に表現した。 |
![]() 絵画 『おばランド』星野 茜 オリジナルキャラクターの”おばけ”です。「さがしっこ絵本」をモチーフとしています。何かを探すという目的を作ることで、人間の探究心や子供心をくすぐり、作品を見た人が童心に返って純粋に楽しめる空間を目指して今作を制作しました。鑑賞者が自ら絵本に描かれているものを使って新たな問題を作り出すこともできます。ぜひ試してみてください! 例題:Q1気持ちよくお昼寝おばけQ2びっくり!目玉が飛び出ちゃったおばけ | ![]() 絵画 『浴室』灘 日波乃 日常生活で癒しを得られる入浴の時間を描いた。3人の有翼の人物は自分自身の内面であり、実年齢らしい 姿とそれより歳を重ねた姿と幼い子供の姿で、社会で自然と使い分けている振る舞いを表した。疲れや汚れを流す浴室を神聖な場に見立て、汚れを受けとる外とは隔たれた空間をつくり、私自身が入浴する際の特別に感じる時間を表現した。 |
![]() 絵画 『Lotus Land(部分)』杉浦南 明るい場へと向かってゆくイメージです。 | ![]() デザイン 『つみコケ』 川村江里 今回私は上毛三山をテーマに積木を制作しました。なぜ積木なのかというとそれぞれの山は、一つの山から成り立っているのではなく、いくつもの山を合わせて山と呼ばれています。 他にも、神社や温泉など多様なものが集まっていたり、火山が噴火して様々な岩が集まってできていたりします。 これらの集まっていたり、山といっても一つではないというところから、「重ねる」「合わさっている」「積まれている」というのをイメージして、山の木をイメージした素材で積木を制作しました。 |
![]() 絵画 『欄外vol.1』小山千佳 作品を作るモチベーションを維持するために、継続発行予定のフリーペーパーを制作した。また、普段からよく手書きで文章を書くので、そのような日常的な行いを作品にしたいと考えたのもある。本文、表紙共に白黒でスキャンしているが、実際はカラーのインクで描いている。本来は表紙・裏表紙原画の展示+冊子を作り、来場者に配布する予定だった。 | ![]() デザイン 『名産づくり 焼きまんじゅう』 林 萌々香 「群馬のhistory」というテーマを元に群馬の郷土食焼きまんじゅうのパッケージデザインしました。焼きまんじゅうを含め様々な郷土食のパッケージには目に留まりやすいデザインが少なく、古めかしい印象があります。また、中身がどんな商品であるのか想像しにくいパッケージが多く見受けられました。そこで私は老若男女問わず手に取りやすく、一目で焼きまんじゅうのパッケージだと分かるデザインを制作しました。 |
![]() 絵画 『タマゴ』左『ヘビ』右 茂木⾥緒 『タマゴ』じは、これから産まれる無限の可能性を秘めた希望に満ちた存在をイメージして描いた。⼀⽅で、卵は割れやすく、もろい存在でもある。 『ヘビ』は『タマゴ』と対照的な印象を与えるように意図したものである。蛇をイメージして描いた⼥性には『タマゴ』の明るい雰囲気とは対をなすように暗く、じっとりとした湿度を表現するために、明度の低い絵の具を使⽤した。その⼆⾯性を表すために無防備に眠る⼥性を描いた。 | ![]() 絵画 『My self』石井美歌 手の形や傷は十人十色であり、その人の生き方やあり方を想像させる。そんな「手」でひとの内面を表現することでその在り方や個性をより深く知ることができるのではないかと考えた。触れ合う2つの手はそれぞれ男性と女性を象徴している。ジェンダーという要素は自分の日常や生き方と深く結びついており、外見と内面でまた違った印象を見せてくれる。造形で男女の特徴を表し構図によってその公平性を表した。 |
![]() 絵画 『未だ日は愛し』渡部祥帆 「”曖昧”の形」をテーマに制作しました。今まで自分が作品を制作する中で、曖昧なままにしてきた様々なものと向き合いたいという思いを、物の輪郭を際立たせる光と、それを求める、顔のない物質的な生物たちで表現しました。 | ![]() 絵画 『sis』藤崎花帆 2001年3月の私と姉、そして思い出のぬいぐるみや玩具を描きました。ぬいぐるみたちはきっと知っているのです。幼い頃の私はいつも5歳上の姉の背中を追いかけていたこと。影響を受けてばかりの自分が悔しかったこと。そんな時期はいつの間にか過ぎて大人になってしまったこと。そして、昔も今も、私たち姉妹は特別で大切な親友のような関係であること。 |
![]() デザイン 『これは私の物語』五十嵐優奈 自分自身というお題が出されてから、自分の頭の中で本の形にしようという構想は出来上がっていました。その理由は、私が小さなころから大好きなゲームの中の名言から来ています。 「これは私の物語」 私の人生を物語に例えたのです。 本当は中身を開けられるようにし たかったのですが、どうしても形が崩れてしまうため、開けない仕様にしました。 中身は小さいころの記憶、大人になってできるようになったこと、他人に言われた言葉を詰め込んでいたのですが、そういうものに蓋をしていくことも物語なのかなと考えました。 | ![]() 絵画 『無題』三浦めぐみ 作品のコンセプトは「現在の自分自身を構成するもの」。ということで、自分が好きなものを美化して詰め込んで表現した。 少女は鏑木清方の『朝涼』をもとにしたものである。また少女の衣服の文字は、太宰治の『女生徒』の一節である。日本画もとい、美人画、加えて文学に対する深い興味を表したつもりである。 あえて色をしぼって描いたのは、ビアズリーのような挿画を意識したところがある。 上部の花とメガネは、自分自身を象徴するものとして描いた、花は、すべて自分の誕生日の誕生花を描きこんだ。 |
![]() 絵画 『魔法の場所』上田麻菜美 生い茂る緑に誘われて近づくと、そこには可愛らしく咲く花、鏡のように輝く川、まるで会話をしているかのように飛び回る蝶たち。幼い頃と同じ、蝶を追いかけてゆけばどこか素敵な場所に行けるような気がする。マージョリー・キナン・ローリングスの小説「子鹿物語」から“心のよりどころになる小さな魔法の場所がなければ、生きてはいけないわ。“という意味の英文と共に、川の底に広がる小さな魔法の場所を表現した。 | ![]() デザイン 『My Self』西山瑞希 私がメイクをし、着る服をおざなりにしない理由の一つは武器である。以前ツイッターで「金髪にし、メイクも濃 く したら駅でわざとぶつかってくる男性が激減した」という投稿を見かけた。極端な話になるが、 犯罪や迷惑行為からの防御効果は少なからずある。着飾り、粧うことは武器であり威嚇なのだ。 そして自分のコンプレックスを隠したりコントロールするという点で、僅かではあるが自信を纏っているのだ。 映像の最後に 、私が共感したココ・シャネルの名言を添えた。見かけで舐められるほどの不名誉はない。 |
![]() 絵画 『そして接続する』佐々木友見 この作品は「夢と記憶」の繋がりをテーマに制作しました。扉や箱の中は「夢」(画像上では見られません)、外側は「記憶」を表現しています。本来は、鑑賞者が記憶を見てから扉を開けることで夢との繋がりを確認するものとなっています。 |
WEB春展 『はるうらら』の組作品の紹介
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